クリスマスの七面鳥

日本とアメリカでは、クリスマスの祝い方がちがっています。
例えば食事です。
アメリカでは、クリスマスに七面鳥を食べる習慣があります。もともとのおこりは、アメリカに移住したヨーロッパの人たちが、飢えに苦しんで冬をこせないというときに、先住民が、七面鳥のとりかたをおしえたことから、そのときの感謝を忘れないようにという気持ちでできた習慣のようです。
今ではローストビーフなども食べられていることもありますが、その理由は、ごちそうを食べよう、という習慣が残っているわけです。ですから今ではアメリカでも七面鳥に限ったわけではありません。
ところで、どうして日本ではチキンを、そしてケンタッキーフライドチキンを食べるという習慣があるのでしょうか。
それは、ケンタッキーフライドチキンの企業努力だったのです。クリスマスに七面鳥を食べる習慣もなく、といってなにかを食べるという決まりもなかった日本に対して、クリスマスはケンタッキー、というプロモーションを行って、そもそも七面鳥を日本で手に入れるには苦労するという背景も手伝ってか、計画がうまくいったのです。
ですから、アメリカ人にとっては、チキンを食べるというのはともかく、なぜケンタッキー?とかなり不思議に思っているようです。また、クリスマスにケーキを食べるという行事も、ヨーロッパ圏の話のようで、アメリカでは、そうでもないという場合もあります。
バレンタインなども企業側の努力が、いつの間にか季節の定番行事にまで仕上がった例ですね。こういった新しい行事は、高齢者にとっては最初からあったものではないので、子どもの頃はなかったという人もいます。ですから、やりようによっては、まだまだクリスマスの恒例行事というのは増えていくかもしれません。

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